宮城県委託 令和7年度地域高度デジタル人材育成事業
【開催予告(宮城県との契約成立が前提)】 受講無料
業務・企画系 ~DXの“X(トランスフォーメーション)”の研修~
デジタルを活用した業務改革やDX推進を担う人材(支援者を含む)を育成
■主 催:一般社団法人宮城県情報サービス産業協会(MISA)(宮城県委託事業)
■対 象:宮城県内で事業を行っている企業(MISA会員の有無/業界は問わず)
本事業はITだけではなく、ものづくりなどを含む幅広い業界を対象としたデジタル人材育成事業です。
宮城県内に拠点を有し事業を行っている企業であることが企業としての参加要件となります。MISA会員の有無、企業規模、本社所在地、実際の参加者の居住地や勤務地自体は問いません。
■会 場:オンライン研修(Zoom/Slack利用)
受講者相互の情報交換や交流を図るため中間発表や成果発表会などの一部日程は集合研修で開催します。開催場所は仙台市中心部とします。但し遠隔地からの受講などで集合研修への参加が難しい方に配慮し、集合研修をオンラインとオフラインのハイブリッドで開催する用意もあります。
(1)企画系業務基礎素養
将来的に自社の業務改革やDX推進、または客先に対するこれらの提案を担うことが期待される主に若手・中堅人材に対し、企画・業務系の実務で必要な実務基礎素養を育成します。
【B-1】企画系業務基礎素養(業務分析・提案編)
社内外向けの企画提案を演習テーマとした上で、自社や利害関係者の課題整理、それらを取り巻く社会背景の整理、課題解決に向けた取組内容や期待効果の提案書への落とし込みなどの相互議論型のケーススタディを通じ、業務分析や企画提案の実践的な経験値を蓄積します。
前 提:特になし
科目名(定員8社) |
時間数 |
計画日程(各日14:00~17:00) |
【B-1】業務分析・提案編 |
3h×4回(12h) +課外実習 |
7/29(火)、8/5(火)、8/19(火)、8/29(金) 最終回の成果発表会は集合開催 |
○課外実習:課外実習について具体的なテーマを持つ参加者はそのテーマ、特にテーマを持たない方は講師提示テーマを基にした個人または他社との混合チームでの演習を行います。課外実習の分量は個人毎に演習にかけられる時間を考慮し個別に設定します(紙1枚の場合もそれなりの提案書の場合もあり)。
【B-2】企画系業務基礎素養研修(環境分析編)
過年度から高い評価をいただいている「ビジネス変革人材育成」研修の最初に行う「統合環境分析(SWOT分析)(※)」だけを取り出し短期集中型で行う研修です。SWOT分析は企画系業務の基本中の基本であり、実際に手を動かす中での自社や他社分析力の向上(自社や他社の見える化)、自社を取り巻く“物の見方の変革”を目指します。
前 提:特になし
科目名(定員8社) |
時間数 |
計画日程(各日14:00~17:00) |
【B-2】環境分析編 |
3h×4回(12h) +課外実習 |
1/16(金)、1/23(金)、2/6(金)、2/13(金) 最終回の成果発表会は集合開催 |
○課外実習:原則として自社のSWOT分析を行っていただきます。分析自体は課外実習とし研修では相互評価やレビューを中心に運営します(⇒期待アウトプット:各者のSWOT分析、クロスSWOT分析 など)
(※)SWOT分析(統合環境分析):企業を取り巻く内外部環境を強み 、弱み 、機会 、脅威 の4つで分析する経営フレームワーク
★本研修で行う「SWOT分析」は「人材採用力の強化」に対しても非常に重要な役割を果たします!★
⇒会社紹介の際に“ ●●の会社でず”だけではどの会社も同じに見えてしまうことが多いです。本研修で行う自社の強み/弱みの分析は会社独自のオリジナルな魅力を語ることに直結しますので、人材採用力の強化を意図する企業の皆様にもふさわしい内容と考えます。採用担当などの方の参加もお待ちしています。
(2)DX実務(改善型DX)
生産性向上や業務効率化などの現状業務の改善を主眼としたDX推進の考え方とスキルを育成します。主に企業内のDX推進やデジタル担当者を主な受講対象とします(業種・業界・企業規模は問わず)。DXを“業務”という文系的な視点で捉えた研修である点が独自の特色となっており、ITユーザー企業だけでなくITベンダーや産業支援機関の職員などのDX推進支援者が知見を深める場としてもふさわしい研修です。
【X-1】DX実務者育成研修
自社(または支援先企業)における実業務の課題発掘や解決策の立案の実体験を通じ、「業務の目線から追ったDX」の理解を深めます。「“何に”気づいて“どのように”デジタル活用を推進するのか」という、DX推進人材に不可欠なDXの“X”の実務能力を育成します。
前 提:「DX推進実務基礎研修」の受講レベルのDXに関する基礎知識(推奨)
課外実習:DX推進企画案(社内外向け説明資料等)の策定
科目名(各定員8社) |
時間数 |
計画日程(各日14:00~17:00) |
【X-1】 DX推進実務者育成 |
3h×3回(9h) +課外実習 |
6/10(火)、6/17(火)、6/24(火)、7/1(火)、7/15(火)、7/25(金) 最終回の成果発表会は集合開催、ゲスト講師として企業の経営層経験者を招聘予定 |
【Y-1】DX基礎研修
DX推進者として身につけるべき実務知識を学習します。経済産業省の「デジタルスキル標準」「DXリテラシー標準」を実務的観点から紐解く形で学ぶと共に、各受講者に関連する具体的な“デジタル商品(クラウドサービスやパッケージ等)”を取り上げ、その“使える”“使えない”を判断するポイントなども学びます。曖昧で分かりにくいとされる“DX”という概念の本質を理解し「自社なりのDX」のきっかけを形成します。
前 提:特になし 課外実習:なし
科目名(定員8社) |
時間数 |
計画日程(各日14:00~17:00) |
【Y-1】DX基礎研修 |
3h×3回(9h) |
10/21(火)、10/28(火)、11/11(火) 完全オンライン研修 |
※本研修では課外実習や発表会の開催などはありません(ディスカッションを含め全て研修内完結)
※本研修は【Y-2】の実践型研修へ対応する基礎研修にもなります。
【Y-2】DXソリューション企画研修 NEW
DXツールを使った課題解決(ソリューション)を学びます。“DX関連のクラウドサービス”や“ソフトウェア商品”などのITツールを理系的な視点で機能や技術面から見るのではなく、文系的な視点(ツールの機能をどう実務に生かすか)から見たソリューションの企画を実践します。
前 提:「DX推進実務基礎研修」受講レベルのDXに関する基礎知識
課外実習:DXソリューション企画案(社内外向け説明資料等)の策定
科目名(各定員8社) |
時間数 |
計画日程(各日14:00~17:00) |
【Y-2】DXソリューション企画研修 |
3h×3回(9h) +課外実習 |
11/18(火)、12/2(火)、12/19(金) 最終回の成果発表会は集合開催、ゲスト講師としてIT商品販社の実務家を招聘予定 |
<【X-1】【Y-2】の課外実習について>
- 原則として実テーマ(自社または客先の業務課題やデジタル化テーマなど)があることを前提に進めます。
- テーマ自体は身近なテーマで大丈夫です(“紙のデジタル化”“手作業のIT化”などでもOK)。身近なテーマは成果にもつながりやすく、DX推進の基本としても実は非常に重要です。
(3)事業企画(変革型DX)
DXの“X”を“改善”ではなく本来の“変革”の意味で捉えた際の“デジタルとビジネスモデル”の変革について、事業内容の企画から事業化までの一連のプロセスを体系的/実践的に学びます。
【Z-1】ビジネスDX人材育成
商品、サービスなどの新事業展開や既存事業の事業変革をテーマとした自社の実ビジネスの企画検討を行います。社内外の環境分析からビジネスアイデアの検証、DXやデジタル的知見も踏まえた事業企画案策定、企画提案書策定までの新事業創出に必要な全プロセスを研修の中で実践します。将来的に各企業の経営管理の中枢を担うことが期待される中核人材に不可欠な「実践的なビジネス感覚」や「DX推進型事業創出」の経験値を形成します。
テーマ(定員8社) |
時間数 |
計画日程(各日14:00~17:00) |
環境分析と事業企画 |
3h×12回 (36h) +課外実習 |
9/2(火)、9/9(火)、9/18(木)、10/3(金) |
ビジネスモデル構築 |
10/10(金)、10/17(金)、10/24(金)、11/7(金) |
|
マーケティング戦略 |
11/14(金)、11/28(金)、12/5(金)、12/12(金) |
太字:集合研修で開催(任意参加の懇親会も開催予定)
○期待アウトプット:事業アイデアシート、事業計画書、サービスチラシ/カタログの策定など
⇒各自の参加目的や狙いに応じたアウトプットを形成していきます。デジタル絡みでは、例えば「サブスク管理」などが新しいビジネスDXにつながるキーワードといえます。
○本研修は事業変革や変革型DXに全振りで開催します。既存事業の業務効率化や生産性向上などを意図する場合は「DX実務研修」への参加を検討願います。
研修開催案内(業務・企画系)パンフレットはこちら⇒ 研修案内(PDF) ※5/7(水)以降公開予定
各研修について(重要)
- 各企業の多忙な中核人材の参加を想定しているので、全ての研修において「業務都合等による遅参・欠席」、「集合研修開催時のオンラインによる参加」は柔軟に対応します。研修の目的をアウトプットの形成(課外実習)に置くため、研修出席と研修成果は必ずしも直結しません。
- 本研修は研修業者によるケーススタディ主体のパッケージ化された研修ではありません。必要最小限の研修時間で最大限の効果をお持ち帰りいただけるよう、貴重な研修の時間は“ディスカッションに全振り”とし、各自の演習はあえて課外実習として外出しにしていますのでご理解ください。
- 課外実習の分量は一律ではなく各自の“かけられる時間”に配慮し個別に設定します。例年、“紙1枚”の企画概要から相当量の“企画提案書”まで多彩なアウトプットが形成されています。
■研修受講環境について
オンライン研修はZoom/Slackを利用します。「業務・企画系」の各研修は双方向のディスカッション主体型研修であるため、研修内で参加者に発言いただく機会も多々あります。参加にあたっては社内会議室やご自宅等の専用の受講場所からの参加を原則とし、共用オフィスからのヘッドセットを用いた参加は原則不可とします。1社から複数以上のメンバーで参加の場合は、社内会議室に集まっての参加を推奨します(社内会議室をサテライト拠点とみなして研修を運営)。ただし在宅勤務を推奨している会社はこの限りではありません。
■守秘義務・知財の扱い
各社アウトプットの相互評価を行う関係上、研修の中では相互に各社の情報を共有することが必須となりますので、あらかじめその旨をご理解の上で参加ください(固有名詞などを匿名化していただくことは可)。また、研修内で相互に知り得た情報の研修以外での利用は不可である旨をご理解いただくことが参加条件となります。
◆主 催:一般社団法人宮城県情報サービス産業協会(MISA)(宮城県委託事業)
◆対 象:宮城県内で事業を展開している企業(MISA会員の有無/業界は問わず)
※本事業はIT企業だけでなく幅広い業界を対象としたデジタル人材育成事業です。宮城県内に拠点を有し事業を行っている企業であることが企業としての参加要件となります(MISA会員の有無、企業規模、本社所在地、実際の参加者の居住地や勤務地自体は問いません)。
◆受講料:無料(宮城県委託事業のため)
◆場 所:オンライン( Zoom+Slackの併用) 集合研修は仙台市中心部(受講の方に別途案内)
<経済産業省「デジタルスキル標準」との関係について>
各研修は、経済産業省の「デジタルスキル標準」の中で定義された“DX推進スキル標準”において、「ビジネスアーキテクト(新規事業開発、または既存事業/社内業務)」、 デザイナーの「サービスデザイン」の内容に該当します。既存業務の生産性向上や業務改善を主眼とした研修が「(2)DX実務」、新規事業や既存事業の変革を主眼とした研修が「(3)事業企画」、どちらのスタンスを重視するのかによって研修の選択が変わってきます。
■研修受講環境について
オンライン研修はZoom/Slackを利用します。本研修は双方向のディスカッション主体型研修であるため、研修内で参加者に発言いただく機会も多々あります。参加にあたっては社内会議室やご自宅等の専用の受講場所からの参加を原則とし、共用オフィスからのヘッドセットを用いた参加は原則不可とします。1社から複数以上のメンバーで参加の場合は、社内会議室に集まっての参加を推奨します(社内会議室をサテライト拠点とみなして研修を運営)。ただし在宅勤務を推奨している会社はこの限りではありません。
■守秘義務・知財の扱い
各社アウトプットの相互評価を行う関係上、研修の中では相互に各社の情報を共有することが必須となりますので、あらかじめその旨をご理解の上で参加ください(必要に応じて固有名詞などを匿名化していただくことは可)。また、研修内で相互に知り得た情報の研修以外での利用は不可である旨をご理解いただくことが参加条件となります。
■お申込:別紙「申込書」(下記よりダウンロード・Word形式)に必要事項を記入の上、MISA事務局宛にメール(またはFAX)にてお申込みください。
・申込用紙(業務・企画系)はこちら⇒ 申込書(Word) ※5/7(水)以降申込開始予定
■定 員(業務・企画系):各研修共に「8社」(先着順に定員に達し次第予告なく募集を締め切りいたします)
<お申込み・お問合せ先>
一般社団法人 宮城県情報サービス産業協会(MISA) 事務局
〒980-0011 仙台市青葉区上杉1丁目6-10 EARTH BLUE 仙台勾当台ビル5F
TEL:022-217-3023 e-mail: misa@misa.or.jp
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